お寺で座禅体験 住職が教えるマインドフルネス 京都建仁寺 両足院
お寺で座禅体験ができる建仁寺の両足院へ行ってきました。
この体験会で座禅、マインドフルネスを実行することで、なぜ集中力が向上するのか、なぜ気持ちがコントロールできるようになるのかが少しわかった気がするので、備忘録として体験内容をまとめました。
(※記憶を辿って書き起こしたので、住職の語った言葉とは、異なる場合があります。興味を持った方はぜひ参加してみてください。)
- 体験内容
- 座禅とは
- 座禅のコツ パート1 自分の外側の感覚を捉えよ
- 座禅のコツ パート2 自分の内側の感覚を捉えよ
- 感想
- アクセス
1. 体験概要
場所:京都建仁寺 両足院
坐禅体験|京都建仁寺塔頭両足院|座禅体験・庭園の特別拝観(特別公開)・樹木葬
定員:50名程度(私が行った時は、平日月曜日で7名でした。)
所要時間:90分
志納料:2000円
2.座禅とは
遥か昔、ブッダは長時間の精神統一、座禅により、悟りをひらきました。これにより人生の苦難に向き合い、それらを解脱したブッダはその考えを世に広めました。一方で、悟りは言葉で言い表せないものとし、長時間の座禅によって体験する以外に方法はないとしました。このことから、仏教ではブッダの悟りを追体験するために、座禅を組み、悟りに向けた修行に励んでいるそうです。
最近では、座禅はマインドフルネスという言葉で全世界で親しまれており、長期間の練習により、集中力の向上や、気持ちのコントロール能力の向上が見込めるなど、ちょっとしたブームとなっています。
3. 座禅のコツ パート1 自分の外側の感覚を捉えよ
住職「まずは、体の外側の感覚に集中してみましょう。思った以上にいろんな事があなたの身の回りで起きています。鳥の声、飛行機の音、人の話し声、木々が風で揺れる音、隣の人の呼吸の音、、、他にも数えられないほどの音がします。」
住職「やってみてどうだったでしょうか。実にさまざまな事が身の回りで起きていることがわかります。そして鳥の声を聞こうと思えば、鳥の声を聞くことができ、風の音を聞こうと思えば、風の音を聞くことができたでしょう。鳥の声を聞いている時でも、風は吹いているし、飛行機も飛んでいます。しかし、人は鳥の声に集中することで受け取る刺激を選択し、それを優先的に受け取る事ができます。
これは、自分の興味のあることに目を向ければ、その情報を集中して得ることができるということです。逆にいえば、人は自ら動いているつもりでも、実は外界からの刺激を受けたことで、反射的に動いてしまっていることも多いのです。例えば、美味しい揚げ物の匂いてお腹が減り、ダイエット中でも食べてしまう。など、、、そこで、これら外からの刺激により、自身の行動が支配されていることを知って入れば情報を取捨選択し、すり替えることで自分の行動をコントロールができるようになるのです。
そして、自分の集中に波があることにも気づいたでしょう。集中したと思ったら発散し別のことをつい考えてしまい、そしてまた集中する。この波に気づくことで、第三者的に自分の集中を把握することで、集中が途切れたことに気づき、再度集中に入ることができるのです。慣れてくればさらに長時間集中することをコントロールできるようになります。」
4. 座禅のコツ パート2 自分の内側の感覚を捉えよ
住職「今度は、体の内側の感覚に集中してみましょう。まずは、指先の感覚に集中してみましょう。どんな感覚がしますか?少し熱をもった感じ、風を感じる、爪が冷えるような感覚、一人一人違うでしょうが、指先だけでもさまざまな感覚を感じています。
この中で蚊に刺された方はいらっしゃいますか?もし刺されていたら、それはチャンスです。実は住職になるには、最低でも3年間の修行生活が必要です、そしてその修業生活では1日に6時間もの座禅の時間があるのです。この座禅の時間に蚊に刺されると、集中したくても集中できない、掻きたくても掻けない(うごくと棒で叩かれる)ので、修行僧にとっては死活問題です。ましてや、このお寺には蚊がたくさんいるので、4箇所ほど蚊に刺されるのは当たり前でした。なんとかしないといけないと思い、痒みを気にしないよう心がけたのでしたが、逆に意識してしまい、ついに掻いてしまい叩かれることが何度もありました。
そこである時私は、かゆみに逆に集中してみることにしました。するとどうでしょう、痒みはただ痒いという感覚だけではなく、皮膚が熱を持ったり、なんだか触りたくなる独特の感じがあったり、逆に快感のような感じもあることに気づいたのです。そこで私は、蚊に刺された際は、快感の感覚に集中することをやってみました。これにより、かゆみよりも快感の感覚に集中でき、掻かずに済むようになりました。掻かずに済むようになると、蚊に刺されてから、痒みがなくなるまでの感覚がわかるようになるのです。このくらいでかゆみが強くなり、10分程度過ぎると痒みが収まっていくと。実はこのかゆみのストーリーを知ったことで、私は蚊に刺されていたとしても、集中することができるようになっていました。今では快感に集中することもせずに、蚊に刺されても別に気にならずに集中できます。
このことから、自分がどうしても気になることは遠ざけようと、無視しようとするのではなく、むしろ徹底的に向き合うことで、感覚のストーリーが理解でき、これによって無視できるようになるのです。これは自分の悩みでも同じことです。答えのない問だとしても、徹底的に向き合い、自分自身に問い続けて、何度も答えを出すことで、自分の中での考えのストーリーが出来上がっていく。そしてそのストーリーを理解していればもうあなたはその問題について考える必要はなくなり、自然と無視できるようになるのです。なぜなら、その考えが行き着く先は調べ尽くしたことを知っているから。
これは怒りの制御にも使えます。怒りの中にどんな感覚があるのか、まずはそれを分析し、噛み砕く、そこに痒みの快感のようなものがあれば、それに集中する。そして怒りのストーリーを理解する。自分の感覚のストーリーを理解すれば、自分の行動が選択できるようになるのです。それでは、各々好きな場所に行ってかまわないので気が済むまで座禅をしていってください。」
5. 感想
今回の体験会を経て、自分のマインドフルネスに取り組む際の考え方が変わりました。
講習を受ける前のマインドフルネスでは、ただ“呼吸に集中する”ということを実践していましたが、集中することが大切なのではなく、集中が切れたことに気づくことで、自分の集中の波を第三者的に捉える感覚を掴み、これにより集中を継続させることでした。
また、マインドフルネスで自身の感情のコントロールをするためには自身の感覚に向き合い、これを分析、細分化することでストーリーを理解をし、これにより俯瞰的に感情と向き合うことができるようになるため、コントロールが可能になるということだった。
今回の体験会では頭でマインドフルネスによって自分の行動が制御できるようになる構造を理解をできました。しかし体で理解ができるまでには相当な時間がかかると思いました。(修行僧は1日6時間の瞑想を3年間もやるので、、、)自分はそこまで時間を取れるわけではないですが、少ない時間でもコツコツ続けていき、少しでも理解できるようになれればと思います。
そして、マインドフルネスを始めたけど、いまいちよくわからない、、という人にぜひ行って欲しいです。
6. アクセス
近くのコインパーキングに車を置いたのですが、建仁寺の入り口と、両足院の入り口が分かりずらかったので、建仁寺の入り口と、両足院の目印を載せておきます。
シルクロードを歩きたい。
突然だが、“シルクロードを歩きたい”と思った。
京都にある、瑠璃光院に行った際、三蔵法師の足跡を辿る旅として、瑠璃光院の僧侶がシルクロードを訪ね歩いたとあった。実際にどんな道のりで、どんな経路を通ったかまでは分からなかったが、実際に歩くことで、仏教伝搬の道のりや、釈迦の生涯を追体験する云々のことができたと書いてあり、それを読んだときになぜか鳥肌がたった。
仏教に対する興味は元々なかった。
ただ、京都を訪れて、神社や仏閣の大きさに圧倒された。
こんな大きくて、荘厳な建物を作りたくなるくらい、昔の人は、宗教に惹かれていたんだろうか。
だとしたら、自分も知らないだけで、知ってみたら興味が湧くような素晴らしいものなんじゃないかと思った。もちろん歴史的背景や、科学技術が発展していない上で、宗教の生き方が、もっともらしいとされてきたのだろうと思うが、現代においても、ここまで力を持ち、かつ、神聖な感じをさせる宗教とはどんなものなのだろうかという興味が湧いた。
そういえば、座禅にも興味があった。
マインドフルネスという名前で今に集中する訓練としてその効果が科学的に見直されている。このことから、仏教はより実用的な宗教であるとも言われている。その座禅を通して釈迦が悟ったこととはどんなことだったのだろうか。“悟り“の定義には、言葉で言い表せないという意味が含まれている。私は釈迦が体験した悟りを、この身で少しでも体験してみたいと思った。欲を言えば、仏教が伝来した道を辿り、その場所場所で座禅を組む事で、それが少しでも実感できるのではないかと思った。
悟りを実感したい理由として、そもそも自分の人生とはなんなのだろうかとつい考えてしまうことがあげられる。結局、何をしたとしても死んでしまう。なら生きている時間をなるべく幸せに生きることが1番の目的になるのではないか。でも、人生とはそんな単純なことなんだろうか。
この悩みは、人間がサルから進化して物心ついた頃からの悩みだろう。そんな限られた人生の中で、釈迦は35歳で悟り、この悟ったことを80歳になるまで布教を続けた。自分の時間を犠牲にしてまで教えたくなるような、人生の教訓とは、悟りとはなんだったのか。もしそのかけらでも感じることができれば、この人生に自身の幸せ以外の目的が見出せるのではないか。
そんな想いが無意識に募り、私にシルクロードを歩けと言っているのではないかと感じた。
朝のウォーキングで1日が充実するらしいから実践してみた(25日目)
25日目です!(5/1)
中々更新できなかった、、、やはり、ルーティンが崩れてしまうと、何もブログも書けないし、勉強もできないし、運動もできないし、、、何だか調子が崩れますね。
思ったのは、できないことがわかっているなら、それに向けた準備をしておいて、やらなくて良い、または少しだけやる準備をしておくのがいいのかなと思いました。
隙間時間でいつものルーティンができる工夫が必要ですね。
なので、GW中のブログは、メモにちょいちょい書いて、後でまとめて出すような形にしようかなと思います。
23、24日目も歩いたのですが、記録に残していなかったので記事化はスキップします。
25日目(5/1)、予定では雨の予報が、すっかり晴れていて朝から最高の気分です。
寝起きの気分 7
気分はいいのですが、昨日旅行に行っていたので、すっかり疲れてしまって、とても眠かったです。そして、ルーティンからも外れていたので何だか心の中がモヤモヤ。今日はやることやって、モヤモヤを晴らします。
ウォーキング後の気分 7
今日はあんまり変わらなかったです。ちょっと遅くに起きてしまってあんまりお得感がないのと、冷えた空気が感じられなかったので、、、
でも、おかげで1日のスタートは切れました。がんばるぞー!
思いついたアイデア 0
今日はとりあえずぼーっと歩きました。
覚えていた単語数 24/36
今日も順調に2回目の単語は覚えていきました。やっぱり反復練習が大事です。
これが1ヶ月終わったらルーティンを見直さないとかなと思っています。
朝のウォーキングで1日が充実するらしいから実践してみた(22日目)
22日目です!といいつつ、投稿が次の日になってしまいました。いつも書いている時間にトラブルが起こってしまい、それの対応をしていたら書く時間がなく、、、
でも、ルーティンから外れることはよくあることですよね。そこから、どうやって元のルーティンに戻していくのかが継続の鍵だと思います。
逆に考えて、昨日1日過ごした後の感想も加えられるので、いいのかもしれません。
寝起きの気分 7
気分は悪くなく、パッと目が覚めました。外も晴れているみたいで早速ウォーキングに行きます。
段々と気温も上がってきて、朝のひんやりした感じが薄くなってきました。もうすぐ夏ですね〜。その前に梅雨が来ますが、、、
今日は、外で何か燃やしているのか、ちょっと煙の匂いがしました。少し残念ですが、そんな日もあると、楽しんでいきたいです。
ウォーキング後の気分 8
いつものルーティンを終え、朝の始まりを感じることができました。1日の始まりにやりたいことができると、後の1日の安心感が違います。
思いついたアイデア 1
最近は、ソクラテス式問答法で頭の中で問答を繰り返しながら、歩いています。自分の中のモヤモヤしたことが具体化されて、仕事もやる気が出ます。
覚えていた単語数 25/36
大体こんな感じの記憶量ですね。前半は覚えているのですが、2回目の10単語くらいが全然覚えていません。でも逆に考えると、3回目からは着実に覚えていっていることがわかります。やっぱり、反復学習で使っていくしかないですね、特に外国語は。
朝のウォーキングで1日が充実するらしいから実践してみた(21日目)
21日目です!1ヶ月達成まで後、1週間とちょっとです。
とりあえず、連続投稿できるように頑張ります。
寝起きの気分 7
寝る時間は12時半くらいと、夜遅かったのですが、仕事終わりに家の整理から運動までやりたいことができたので満足して就寝しました。朝は何だか早く目が覚めて、はやく起きたい!というような感じでした。まさに遠足前の小学生のような、、、笑。というのも、今日はウォーキング時に試したいことがあったので、それを試したくてワクワクしていました。
ウォーキング後の気分 8
今日は、ウォーキング中に、“ソクラテス式問答法”という、自分の行動を具体化していくことをしました。ソクラテス問答法とは、自分の考えや答えに対してまるで他人が質問するように次々に質問をしていくことで、自分自身のモヤモヤとした気持を具体化していく内省の方法です。これが中々面白く、「なんでそう思ったの?」「そう思う根拠は何?」「他に例はないの?」「どうしたらそれを証明できる?」などの質問に次々に答えることで、本当に思考が具体的になり、不安に対する具体案が見つかったり、頭が整理されるので気持ちよく、モチベーションも上がるという素晴らしいものでした。これはぜひ続けてみたいと思います。できればこのブログのような感じで続けていけたらなと。
思いついたアイデア 4
上の内省を行った結果、4つも具体的な、しかもモチベーションの上がるアイデアが浮かびました。
覚えていた単語数 30/36
単語の意味だけを答える方式ではなく、単語の文字面をしっかりと思い描いて意味づけをする方法に切り替えてから、結構覚えやすくなってきました。
ということで、3週間で結構やり方にも工夫を加えて継続してきました。後1週間ですが頑張りきります!
朝のウォーキングで1日が充実するらしいから実践してみた(20日目)
今日は20日目です!GW目前なので、今日が仕事でも足取りが軽いです!
昨日は深夜12時ごろに寝たのですが、6時に起きても全然疲れが溜まっておらず、スッキリ眠ることができました。6時間っていう周期がいいのかもしれません。でも、11時には寝れるようにしたいですね。
ということで、
寝起きの気分 7 です。
今日も外は雲ひとつない快晴の空です。
空の奥が白く光っていて、なんとも気持ちのいい朝です。気温も少し肌寒いくらいで、歩くのにはちょうどいい天気です。いつも、お寺を目的地としてウォーキングをしており、同じことを願うのですが、今日は、いつものお願いに加えて、本日のお願いをしてみることにしました。これも中々いいです。
思いついたアイデア 0
アイデアに関しては、1人でで考え事をしながら歩かないと、いいアイデアは出て来なそうです。
覚えていた単語数 26/33
やはり、10単語程度忘れているので、もう少し記憶に残るような練習方法を探します。
朝のウォーキングで1日が充実するらしいから実践してみた(15日目)
今日は15日目!ついに折り返し地点です。最初は、動画化するためのメモとしてブログを書いてみましたが、なかなか内容の統一ができず、単語とアイデアの部分に関しては、企画だ俺かなあとおもいながら続けています。今回は、とりあえず初めての投稿群なので、継続することを目的にブログの更新を行っていきます!
15日目
寝起きの気分 6
久しぶりにぐっすり眠れたおかげなのか、布団が気持ち良すぎて布団から2分くらい出られませんでした。後は、昨日は自分の将来についても考えたり、いろいろな人と話したりした日だったので、少し気分が違う日で疲れていたこともあります。
ウォーキング後の気分 7
今日は1人で黙々と歩いて、考えました。自分が将来のことを考えるとき、どうしても今の気持ち、気分に引っ張られて、決断にバイアスがかかることがあるなと感じます。
本当にやりたいことなら、どんな気持ちの時も、ずっと同じことを考えているはず。その選択こそが、自分のやりたい道なのかなとおもいました。
思いついたアイデア数 1
ウォーキング後の気分の欄で書いたことを思いつきました。自分の道の選択には、自分の気分と、想像した未来図の記録が必要ですね。
覚えていた単語数 25/46
いつも、前日の夜に覚える作業をするのですが、機能が全然集中できなかったので、昨日覚えようとした範囲は全然覚えていませんでした。でも、最低限、継続することはできたので良かったです。